うちの子ホントにASD?/最終話
- 2025.03.11
- うちの子ホントにASD?
- 自閉スペクトラム症.ASD
最終話
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あとがき
本当に、こんなに短期間でコロコロ自治体が変わらなければ、一つの自治体で同じお医者さんに通年で診てもらえてれば、こんな大変な事にはならなかったと思います。
というわけで、長かったこのお話も最終話となりました。ここまでお付き合いくださり有難う御座いました!
少し経ったらこのお話の続きである「2歳で診断受けたけどホントは●●が原因でした」というお話が始めたいと思います。
今回のお話では「診断名に振り回されずに就学前まで再診断は待つ」という結論に達しましたが、その後色々あって本当の原因が分かった経緯のお話ですので是非お読みいただければと思います。
どうぞよろしくお願いします…!
【追記】
すぐに続きの連載を始める予定でしたが、私生活や気持ちの問題で少し、いや大分遅れそうです…。
ゆっくりお待ちいただけますと幸いです。
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我が子は幼稚園入園前の3歳のときに診断を受けました。
今とても後悔しています。
診断名があることで「自閉スペクトラム症の子」としか見てもらえず、就学先が支援級になりました。
診断が誤診だったわけではないと思います。でも今はASDの特性や困りごともなくなりました。それなのにいまだに「ASDなんでしょ?特性があるんでしょ?」という目で見られると強く感じています。
結果、小学校の入学にまで影響が出てしまい、もともと診断名をつけることに否定的だった夫との関係にも影響が出ています。
本当に診断名をつけるのは慎重に鳴ったほうが良いと思いました。
我が子は3歳で診断名をつけました。
幼稚園と並行して療育(児童発達支援事業所)にも通いました。
幼稚園でも児発でも友だちを作って活動にも意欲的に取り組む姿を見て、私もASDという診断名に疑問を抱きましたが、園では診断名にとらわれることなく(加配もなく)他の子どもたちと同じように接して下さっていたため、診断名のデメリットを感じずに過ごしてきました。
そして迎えた就学前、市の療育センターから自治体の教育相談を受けるよう言われたため行きました。そこでは15分程度の活動や机上課題への取り組みのみで「支援級」の判定。
判定理由も「概ね指示通り動いてはいたが、時おり他の子どもにつられてしまったから」というようなもの。おまけに「ASDの診断を受けてるんですものね」「保育園(幼稚園に在籍していることすら認識されていない)でも配慮を受けてらっしゃるんでしょ」という言い方をされました。
話にならないと思い、就学先の学校に直接相談しても同じような対応をされました。
まともに話を聞いてもらえない、我が子がひとりの人格としてではなく、ASDの子という枠でしか見てもらえないという絶望感しかありません。
入級先は最終的には保護者の判断と言われていましたが、校長先生から「じゃあ!あなたの子は!普通級でいいんですねっ!支援級のほうが配慮はできるんですけどね!」と強く言われ、心が折れて支援級を受け入れるしかありませんでした。
今は診断名をつけてしまったことへの後悔でいっぱいです。
本当に診断名をつけるのは慎重になるべきだと思います。
診断名で偏見の目にさらされることは必ずあります。
あと持病扱いになるので、保険に入りにくくなることもあるそうです。